スナックの料金はどう決める?店舗向けに料金システムを解説


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・「何か自分のお店を持ちたい!スナックはどういう感じなの?」
・「ホステスでの経験を次はスナック経営に活かしたい!」

この記事は、これからスナックを開業したいと考えている方向けの記事となっております。

特にホステスの経験がある方は、スナックのお店を持ちたい!という方が多いのではないでしょうか。

ホステスの経験を活かすのにスナックは適したお店です。

しかし、ここで問題になるのがスナックの知識です。

水商売の経験がない方や、ホステスの経験はあるがスナックでの経験がない方も多いかと思います。

そこで今回の記事では、

  • ・スナックとはどういったお店なのか?
  • ・料金システムはどうなっているのか?
  • ・スナックは経営に関して素人でも経営できるのか?

大きく分けて上記の3つの項目に関して説明していきたいと思います。

では見ていきましょう。

システムの前に!そもそもスナックって何?

システムの説明に入る前に、そもそもスナックとはどういったお店なのか説明していきます。

スナックでの就業経験がない方は、まずスナックの理解を深めることが大事です。

スナックとは

スナックとは、スナックバーの略称で、スナック(軽食)を提供するバーを指します。

意外に思われるかもしれませんが、スナックはコンビニよりも多いと言われています。

明確な数字ではないですが、コンビニが5万店舗程なのに対し、スナックは10万店舗程あると言われています。

それだけ自分のお店を持ちたい人が多く、また需要があることを表しています。

スナックでの責任者は「ママ」と言われています。

ママや店員さんとの会話やカラオケを歌って楽しむ場がスナックです。

昔はカラオケ専門店がなく、カラオケと言えばスナックでした。

スナックというと「昔のお店」と思われがちですが、現在は若いママ・店員さんが中心で営業しているお店も多く存在します。

よってガールズバーやキャバクラに似たスナックも存在します。

基本的にスナックはカウンター越しの接客です。

この場合、深夜酒類提供飲食店営業の許可が必要です。

しかし、お店によっては隣に座って接客を行うお店もあります。

隣りに座った営業の場合、風俗営業となるため深夜0時以降の営業はできないので注意して下さい。

この場合、風俗営業の許可が必要です。

深夜酒類提供飲食店営業と風俗営業の違いについてより詳しく知りたい方は、ガールズバーは深夜営業!お得な補助金も貰える深夜営業許可とはを参考にしてください。

キャバクラとの違い

よく比較されるのがキャバクラです。

キャバクラとの大きな違いは料金が安いことです。

キャバクラですと1万円以上かかることが普通です。

しかしスナックでは5000円程で済みます。

もう1つの大きな違いが雰囲気です。

キャバクラは色恋要素が強いですがスナックは「会話を楽しむ要素」が強いです。

スナックはアットホームな場であり、ママによってそのお店の雰囲気が変わるのが特徴的です。

スナックにはコミュニケーションを主体とした暖かい雰囲気があります。

スナックの現状

スナックいうと昔のイメージが強いとは思いますが、若いママ・店員さんを中心としたお店があるように、まだまだスナックの人気は衰えていません。

また、昔ながらのお店にも現代社会ではなくなりつつある古き良きモノがあるものです。

最近ではスナック専用のサイトが登場しています。

例えば「スナッカー」や「スナックナビ」です。

またサイトだけでなくスナック専門の雑誌もあります。

このようにスナックは現在でも人気があるお店です。

スナック開業を考えている方はぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

スナックの料金システムはお店によってとても違う?

それではようやくスナックのシステムについて説明していきたいと思います。

スナックの料金システムはお店によって異なりますがここでは基本的なシステムの例をご紹介いたします。

セット料金

セット料金とは、お酒を割るための水や氷、おつまみ、ハウスボトルのことを指します。

ハウスボトルとは、お店が用意している飲み放題のお酒のことです。

お店によりますが5000円くらいの料金が多いです。

セット料金は1時間や2時間と時間制を設けているお店もありますし、無制限のお店もあります。

ボトルキープ

ボトルキープとは、ボトルごとお客様に購入していただき、そのボトルをお店に置いておくことを言います。

ボトルキープをしていただいたお客様はまたお店を訪れる可能性が高いです。

ボトルキープを行って再度お店に行かなければもったいないからです。

ボトルの料金は5000円~が多いです。

基本的に初回のお客様は飲み放題で楽しんでもらい、再度来店してくださったときにボトルキープをしてもらうことがオススメです。

お客様側からすると、ボトルキープをするということは再度来店しなければ意味がありません。

ですが初めてのお店の場合、また来店したいと思うかは分かりません。

よって、初めてのお客様にボトルキープを選択させることは再来店を強制させるようなものです。

お客様の中にはそのシステムに不満を持ち再度来店しなくなってしまう可能性が高いです。

チャージ料金

チャージ料金とは席料のことです。

チャージ料金を取る場合は、時間無制限のお店が多いです。

料金は大体1000円~2000円です。

時間制

中には、1時間毎に料金が発生する時間制と時間無制限のシステムがあります。

出店する地域にある他のスナック店のシステムなどを参考にして、時間制を採用するかを考えてみて下さい。

カラオケ料

スナックといえばカラオケです。

一曲200円のような値段設定もあれば、5000円のセット料金にカラオケ歌い放題を付けているお店もあります。

料金システムの例

以下は料金システムの例です。

1:
チャージ料金 1500円
セット料金  500円
ボトル    5000円~
時間     無制限
2:
セット料金  6000円
時間     無制限
3:
セット料金  2000円(1時間)
4:
チャージ料金 1000円
飲み放題   3500円(2時間)
カラオケ   1000円(歌い放題)

システムは理解したけど、そもそもスナックは儲かるのか

スナックを開業する上で気になることの1つが「儲かるのか?」ということではないでしょうか。

結論から言うとスナックは正しく経営をすれば儲かるビジネスです。

特にコロナでリモートが進む中で最強のコミュニケーションの場所としてスナックが注目されています。

スナックが儲かる理由を2つの観点から解説します。

スナックは高い利益率で儲かる

スナックが儲かるか考えるときにキャバクラと比較する人が多くいます。

キャバクラは店内が豪華でたくさんのキャストとお客さんで賑わっている。

一方でスナックはお客さんがほとんどおらず、閑散とし儲かっていない。

このように考えてキャバクラの方が儲かっていると考えていないでしょうか?

しかし、いくら豪華でも売上よりも経費が多くなったら赤字になります。

スナックはキャバクラほど客単価は高くありません。

また、お店の大きさ的にもキャバクラのようにたくさんのお客さんを接客することは期待できません。

しかし、スナックは低コストで経営することが可能です。経費を最大限に削ることで高い利益率を出すことができます。

ママ一人で経営しているスナックなら売上100万円でも経費が50万円なら儲かっているといえます。

スナックは低リスクで始めることができる

また、キャストを多く集める必要がないなど、キャバクラよりも開業するハードルが低いのも魅力的な点です。

スナックの場合は300万円から開業することも可能です。

加えて、未経験でも開業してお店を軌道に乗せることは十分可能です。

失敗した時のリスクも低いため気軽に始めることもできます。

チェックリストに従って開業までのスケジュールを立てる

水商売の開業時にはやらなければならない作業がたくさんあります。
その全てを紙に書き出すことは、開業の経験者でも難しいことです。 このような方向けにしています。
チェックリストに従って開業準備を行うことができます。

是非ご活用ください。
総ダウンロード数1万を突破!水商売のお役立ち資料一覧

スナックのシステムが理解できたら次は本格的に経営を考えてみましょう

スナックの基本的なシステムは理解できたでしょうか。

次はスナック経営に少し踏み込んで考えてみましょう。

スナック経営で注意しなければならないのが会計!

ここではスナック営業に欠かせない会計業務に焦点をあてていきます。

スナックを開業する方で多いのが、売上計算などの事務業務を疎かにしてしまうからです。

理由としては、経営に関して正確に管理せずとも、自分で管理できていると思える費用規模の場合が多いからです。

しかし、お店を安定して営業するには日々の売上計算や給与計算などのお金の管理が欠かせません。

スナックに限らず成功するお店は、こうしたお金の管理を徹底しています。

大きく負担のかかる会計業務

しかし、お店を経営するママからすると日々の売上計算や給与計算はとても負担のかかることです。

なぜなら、スナックは小規模のお店であることが多く、経営に関することは全てママが行わければならないからです。

ママは営業中の経営に加えて、営業後に売上計算などお金の管理を行う必要があります。

こうなるとなかなか自分の時間を確保することができません。

パソコンがあまり使えないという方からするとさらに大変な作業になります。

そこで、自動化できるものは自動化し、負担のない安定した経営を目指すことをオススメします。

スナック業界に最適なPOSレジ「TRUST」

スナック経営の大幅な負担削減を実現するのが、スナック業界専門のPOSレジ「TRUST」です。

他にもPOSレジは存在します。

しかし、スナック業界専門のPOSレジではないものが多いです。

確かに普通のPOSレジでもある程度は効率化されます。

かし、そのPOSレジで対応できない面を新たに解決する必要があるため、本質的な問題の解決にはなりません。

ですが、TRUSTはスナック業界専用のPOSレジです。

紙伝票での営業や、普通の飲食店向けのPOSレジよりも圧倒的に業務の解決を狙うことができます。

「TRUST」は面倒な給与計算や売上計算を自動で且つ、一瞬で処理します。

給与計算や売上計算は毎日行う必要があり、多くの時間が必要でありとても面倒な作業ではないでしょうか。

加えて「TRUST」には以下のような役立つ機能があります。

  • ・iPadによる簡単な注文受け取り(伝票をキャッシャーに渡す必要なし!)
  • ・自動で売上計算
  • ・自動でキャストの給与管理
  • ・不正防止(レジからお金を抜かれる心配なし)
  • ・iPadなので最新な雰囲気をお客に与える
  • ・明朗会計

このようにTRUSTによって効率化できることは数多く存在します。

スナック開業を考えている方はぜひこの機会にTRUSTの導入も検討してみて下さい。

とは言っても疑問に思うことも多いかと思いますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

スナック向けのPOSレジ「TRSUT」

まとめ:スナックのシステムを理解してスムーズな開業を

いかがでしたでしょうか。スナックのシステムはご理解いただけたでしょうか?

今回説明したものは基本的な料金システムで、お店によって値段設定やメニューは変わります。

システムの理解は開業の第一歩の段階です。

スナック開業に関してより細かく知りたいという方は、スナックの経営を徹底解説!開業から経営まで一括説明を参考にしてみて下さい。




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